今日、人材会社の方と面談についてお話しする機会がありました。これがなかなか勉強になって、ついでに自分の強みまで見つけることができたので、その話を書いておこうと思います。
面接で落ちる人の「あるある」
人材会社の方いわく、面接で落ちるケースで一番多いのは「話が長い人」だそうです。
……はい。文章を書かせたらいくらでも書ける、まさに今これを書いている僕のことですね。
ただ、救いがあるとすれば、僕は会話は短めです。理由はシンプルで、仕事で話の長いご年配の方の対応をずっとしてきたから。あの「いつ終わるんだろう」という感覚を反面教師として、身にしみて理解しているんです。
もう一つ、面接で落ちる典型パターンがあるそうです。それは、相手が知りたいことと違うことを勘違いして答え、しかもそれに気づかず答え続けるというもの。これが先ほどの「話が長い」と合体すると、もう最悪のコンボの完成です。
これを避けるコツは「自分の世界に入らないこと」。とはいえ緊張しているとなかなか難しい。だからせめて意識だけでも、
- 自分を最大限に着飾ること
ではなく、
- 面接官が知りたいことを言う
- 面接官が採用したくなることを言う
こっちに向けておくのが大事なんだろうな、と思います。
で、自分の強みって何だろう?
そう考えたときに出てきた答えが、「兵隊力」でした。
兵隊力……って感じですよね。自分でも書いていてちょっと笑います。でも、これが意外と侮れない。
たとえば僕は、新しい職場で自分より一回りも二回りも年下の上司についても、ちゃんと敬って良好な関係を築けます。老若男女、わりと誰とでもうまくやれるんです。
こう言うと「いやいや、俺だってできる」「そんなの社会人の常識でしょ」と返ってくることが多いんですが……これが、実はそうでもないんです。
「兵隊になれる」って、意外とできない
具体的にはこういうことです。
自分の得意分野としてある仕事にジョインしたとして、進めていくうちに「あれ、これは今まで自分が経験してきたやり方とは違うぞ」と気づく瞬間がある。そのとき僕は、グダグダ議論せずに一旦引いて、その場のやり方に従うんです。要は、兵隊になる。
これができない人が、思っているより多いんですよね。
キャンプとバーベキューで分かる「兵隊力」
僕はキャンプやバーベキューが大好きで、得意な方でもあります。なので夏になると「一緒に行こう」「企画してよ」と誘われることもしょっちゅう。
ところが、たいていの場合、よく分かっていないのにあーだこーだ言ってくる人がいる。これで話がややこしくなり、進行の妨げになる。分からないのに「分かっているつもりの範囲」で口を出し、いつのまにか監督気取りになってしまって、兵隊になれないんです。
その点で見直したのが、実は僕が大嫌いだった元上司でした。仕事では本当に嫌な人だったんですが、グループキャンプに行ったときが見事だった。「キャンプについては俺は何も知らない」とすぱっと悟って、一歩引いて余計なコメントを一切せず、黙って兵隊のように動いてくれる。しかも仕事でも、僕の得意分野については上司ヅラでマウントを取らず、むしろ先生として立ててくれる。
嫌いだったけど、この切り替えは本当に優秀でした。
一方で、仲のいい友人や親戚とキャンプやバーベキューに行くと、だいたい誰かが分かっていないのに口を出してきて進行の妨げをする。
そんな時はいつも、私が逆の立場なら、「あっ自分より全然詳しいから、ここは潔く身を引いて兵隊として、指示を仰いで、完璧なアシストに徹しよう」って思うんです。
というわけで、面接の話から始まって、たどり着いた自分の強みは「兵隊力」でした。 自分が分かっていない場面では、潔く引いて従える、チームとしてのパフォーマンスにフォーカスして兵隊になれる。 地味だけど、これって案外、誰とでもうまくやっていける一番の武器なのかもしれません。